店舗のIT化を推進する6つのツールと活用法

「GMO店舗IT]化カンファレンス2017」ユビレジ木戸氏「GMO店舗IT化カンファレンス2017」
2017年6月21日 10時~17時10分
<セミナー概要・講師等>
●「実名制Webメディアを生かしたファン作り
講師:奥田健太氏/Retty CFO(最高財務責任者)
●「個客をつかむ!次世代モバイルマーケティング戦略
講師:北阪彰生氏/GMOコマース取締役
●「売上UPの為のLINE@活用方法
講師:長福久弘氏/LINE Business Partners 代表取締役社長(現・LINE Pay取締役COO:※注1参照)
●「新ドメイン『.shop』最新活用事例」(今回は割愛)
講師:田村宜丈氏/GMOドメインレジストリ 取締役
●「『自力集客』で常連のお客様を増やす!
講師:遠藤康史氏/トレタ  セールスグループ マネージャー
●「集客&売上アップを叶える『店舗向けアプリ』の実力とは?
講師:谷内亮介氏/GMO TECH 020事業部
●「売上向上を実現する『ユビレジ』とは?
講師:木戸啓太氏/ユビレジ 代表取締役


O2O(Online to Offline)事業による各種のマーケティング施策によって、アパレル・美容・飲食などの店舗を支援するGMOインターネットグループは2017年6月21日、第1回となる「GMO店舗IT化カンファレンス2017」を開催した。「アプリ」「CRM」「メディア」「SNS」「予約管理」「POSレジ」などの各分野から7つのテーマで7人の講師が登壇したが、ここでは「外食IT」に特に関係の深い6つのテーマの講演を抄録する。

■実名制Webメディアを生かしたファン作り~グルメサービス〈Retty〉の場合

最初に登壇した講師は奥田健太氏。実名制グルメサービス〈Retty(レッティ)〉の元CFO(最高財務責任者)であり、現在は経営企画室長をつとめる。奥田氏は三菱商事で約6年間、ファイナンス系の業務に従事した後、13年7月に、当時は5名ほどのベンチャー企業だったRettyに転じた。

奥田 グルメサービスの〈Retty〉は11年に提供を開始。「食を通じて世界中の人をHappyに」という理念の下、これまでに6年ほどサービスを展開している。〈Retty〉という名前の由来はオススメのRecommendと幸福のHappyの組み合わせ。音の調整をし、Retty(レッティ)という響きのよいサービス名を作った。主な特徴は3つある。まず、何より実名制。レストランの口コミの大部分が実名で投稿され、しかも多くが本人の顔写真付きとなっている。投稿する場合はFacebookと連動することができ、投稿者本人の許可を得て、Facebookの名前や顔写真が反映される仕組みだ。

Rettyの奥田健太氏
Rettyの奥田健太氏

投稿を実名とすることの利点は、自分の顔と写真を出して書くので、いい加減なことは書けないこと。つまり情報の信頼性を高めることができる。2つ目の特徴はポジティブで、点数評価のない口コミであること。点数などの定量的な情報ではなくて、「この店はこういうところがよい」という定性的な情報を伝える。実名にすることによって、その人の属性が読者にも分かるので、自分と属性が近い人、趣味が近い人の薦めるお店をセレクトできる。