<2017年11月19日> KDDIグループで、セレクト・アウトレット型のECサイト〈LUXA (ルクサ)〉を運営するルクサ(東京・渋谷、村田聡社長)は全国の会員数が200万人を突破したことを記念し、11月21日から27日までの期間限定で「バイヤーイチ押しセール」を実施する。ECサイト〈ルクサ〉は「お得に贅沢体験」をコンセプトに、バイヤーが厳選した高品質な商品を時間限定・数量限定、さらに会員限定で提供する。希少性があり、高価格の商品が比較的リーズナブルな価格で手に入ることから、全国で会員数を増やしている。カバーする商品範囲は「モノ」ではデザイン雑貨、家電、お届けグルメ、コスメ、アパレルなどだが、各種公演などのエンターテインメントや飲食店でのグルメといった「コト」商品チケットの販売も大きな柱となっている。とりわけ、宝塚歌劇の貸切公演を観た後で銀座の有名寿司店で食事するといった、エンタメとグルメを組み合わせたプレミアムチケットは、非常に人気が高い。12人の募集枠に8000人以上が応募する(写真上の「銀座寿司幸本店」の場合)といったケースもあり、抽選のゲーム性も人気の要素の1つかも知れない。同社営業企画グループの澤田翔太郎マネージャーは「(飲食店には)新業態や新メニューのテストマーケティングといった用途でもぜひ使っていただきたい。食事と組み合わせる『コト』商品をご希望の場合は多くの選択肢があり、当社からさまざまなご提案ができる」と説明する。食事メニューをVR(バーチャルリアリティ)で盛り上げるといった演出も可能だ。ルクサが一般的なクーポンサイトと違うのは、比較的裕福な会員に限定して、セグメント集客が可能なこと。

「銀座寿司幸本店」の4代目主人、杉山衛氏

クサ会員は30代以上が90%を占める上、30%が世帯年収1000万円以上。期間限定の掲載後は掲載履歴を残さないため、ブランド価値を守れるのもメリットだ。〈ルクサ〉の掲載費用はチケットが売れた分だけ発生する成果報酬型で、料率は要交渉だが、「かなり低率なので気軽にご利用いただける」(澤田マネージャー)という。関東の〈ルクサ〉の場合、1日に平均して飲食店4軒程度がチケットを掲載しているので、年間では延べ1500軒くらいの飲食店が〈ルクサ〉を通じて集客に取り組んでいる。