標準で4カ国語対応の〈ハッピーセルフ〉
4カ国語で案内を表示、音声案内する〈ハッピーセルフ〉

<2017年10月17日>電子はかりやPOSシステムの寺岡精工(東京・池上、山本宏輔社長)は、セルフ飲食店、フードコートの飲食店もターゲットに加えた小型のセルフレジを開発し、11月上旬から販売開始する。新商品の〈Happy Self(ハッピーセルフ)〉は、店舗の混雑状況やスタッフの配置状況に応じて、「フルセルフ」「セミセルフ(対面セルフ)」「セルフ精算機」の3機能をワンタッチで切り替えて運用できる。レジを2台置く店舗の場合、1台をスタッフがいるセミセルフに、もう一台をフルセルフにすれば、スタッフ1人で一度に2人の利用客のレジ対応が可能だ。また、1台をセミセルフに、もう1台をセルフ精算機にすれば、セミセルフでスタッフが集中的に商品をバーコード登録し、利用客は2台のレジに分かれて料金の支払いが可能になるため、レジ作業をスピードアップできる。リテイル事業部の櫻井明人事業部長は〈ハッピーセルフ〉は、「レジ作業のスピードアップも課題だったが、人手不足への対応を第一の目的に開発した」と説明する。従来機のセミセルフを、比較的レジ作業に余裕があり、スタッフの配置が少ない時間帯に「一時的にフルセルフにできないか?」という声がスーパーなどの現場から数多く寄せられ、これに対応する形で開発を開始したという。当初は10秒程度かかったセミセルフ←→フルセルフの切り替えを2~3秒まで短縮し、実用可能な使い勝手を実現した。同社のセルフレジは全国543社、1519店舗(17年9月末現在)に導入されているが、飲食店舗への導入実績はなかった。〈ハッピーセルフ〉は本体サイズ幅340㎜と小型化しながら、日本語、英語、中国語(北京語)、韓国語の4カ国語のディスプレイ表示と案内音声を標準で装備。オプションだが、電子マネー、ICカード対応のクレジット決済が可能な端末とも連動して運用できることから、「セルフ飲食店、フードコートの飲食店向けにも拡販したい」(リテイル事業部リテイル営業グループアーキテクト・鈴木欣也氏)考えだ。〈ハッピーセルフ〉の価格は税別240万円~。法定耐用年数は5年。